アスベスト除去工事
Serviceアスベストとは
アスベスト(石綿)は、天然にできた鉱物繊維のことです。安価で耐火・断熱の機能に優れていることから、高度成長期には鉄骨造建築物などの軽量耐火被覆材として多く使用されていました。しかしアスベストは、吸い込むことで肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫、肺がんを起こす可能性があると知られ、昭和50年に原則として製造・使用が禁止されています。極めて細かい繊維のため、適切な措置を行わないとアスベストが飛散して人が吸入してしまう恐れがあるため、専門業者が工事を行います。
アスベスト除去工事3つのポイント
Point 1約600件もの実績と30年以上の信頼
アスベスト除去工事は約600件と、業界内でもトップクラスの実績を持っています。創業から30年来のお付き合いの業者さんもおり、安心してお任せいただいております。また、弊社は建設業の許可の取得はもちろん、建築物石綿含有建材調査者の資格取得者も在籍しておりますので、調査から一貫して承ることができます。
Point 21~3のレベルに応じて施工が可能
アスベストにはレベル1(石綿含有吹付け材の飛散性アスベスト)、レベル2(吹付け以外の石綿含有保温材、耐火被覆材、屋根用折版断熱材、煙突断熱材の飛散性アスベスト)、レベル3(石綿含有成形板等の非飛散性アスベスト)の3タイプあります。どのタイプの施工も可能なため、安心してお任せいただける会社です。お気軽にご相談ください。
Point 3お客様の要望・規模に合わせた工法及び金額の提示
状況や規模が同じ現場は一つとしてありません。要望なども踏まえてしっかりとヒアリングさせていただいた上で、工法及び金額の提案をさせていただきます。危険な工事だからこそ、概算だけ出して「安いけど本当に大丈夫?」「本当に安全に工事できる?」と不安を抱かせないため、このようなフローにしております。
アスベスト除去工事の流れ
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1
事前調査
アスベストの有無の調査を行います。 大規模な改修や建物を解体する際には義務となっており、 また令和5年10月1日以降からは、着工される建築物の解体・改修工事から、 建築物石綿含有建材調査者の資格取得者が行うことが義務付けられます。
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2
計画立案
工事するにあたって必要となる施工計画書を作成し、発注者様と各地方自治体の労働基準監督署長宛に提出します。(レベル1とレベル2のみ)施工計画書には、例えば施工方法や工程の手順、測定・石綿の処分方法などの計画を決めて記載します。
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3
準備作業
床・壁部の養生、足場の組立、セキュリティゾーンの組立・負圧除じん装置の設置、粉じん飛散抑制剤の吹付け機械の設置など、アスベスト除去に必要な準備をしていきます。
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4
除去作業
粉じん飛散抑制剤を吹付け、合浸の確認を行った上で、アスベスト除去の処理作業をしていきます。作業完了後は除去したアスベスト材の密封処理をし、搬出します。
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5
検査・確認
そのまま識別担当者がアスベストの除去がしっかりできているか確認します。場合によっては社内にて検査を行い、しっかりと確認をいたします。
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6
清掃
除去面や養生シート面へ粉じん飛散抑制剤を散布し、床・壁部の養生やセキュリティゾーン・負圧除じん装置の撤去後、清掃を行います。
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7
完了
清掃が終わりましたら、施工記録、作業者の作業記録、測定記録などを残します。こちらの記録は将来何か人体に異変があった際に証拠や資料として出せるよう、40年間保存することが義務付けられています。